はじめに
本記事はウイスキー初心者へ向けた記事
本記事はウイスキー初心者、もしくはウイスキーに苦手意識がある方への参考になればと思い、書かせていただきました。
なぜ本記事を執筆しようと思ったかというと、私自身ウイスキーが大好きですが、今までの人生で、ウイスキーに苦手意識があるという人を多々見てきたからです。
ウイスキー初心者や苦手意識のある方へ、参考になれば幸いです。
この記事で得られる知識とメリット
具体的には最初に飲むべきウイスキーとその魅力、私がウイスキーを好きになったきっかけ、等を交えてお伝え出来ればと思います。
その上で、まずはホップを踏むべきポイント等を理解していただいて、手頃なウイスキー購入へと繋がっていただければ幸いです。
ウイスキーのカクテル等は余裕が出てきたらご紹介する予定です。
ウイスキーとは?初心者にもわかる基礎知識
ウイスキーは蒸留技術を用いて製造されるアルコール飲料で、その多様性と深い味わいが魅力です。理由は、ウイスキーが世界中で愛される背景には、製造方法の違いや原料の多様性があり、これが豊富なフレーバーを生み出しているからです。
具体例として、スコットランドで作られたスコッチウイスキーやアメリカで生まれたバーボンウイスキーなど、原料や製造過程の違いが味や香りの多様性に繋がっています。結論を再度強調しますが、ウイスキーはその製法や原料の違いから生まれる多様なフレーバーが楽しめる魅力的な飲料です。
ウイスキーの定義
ウイスキーは穀物を発酵させ、蒸留し、木製の樽で熟成させたアルコール飲料です。その理由は、この製造プロセスがウイスキーに独特の風味を与えるからです。
例えば、スコッチウイスキーではピートの使用が独特の香りを生み出します。ウイスキーはその製法によって定義され、多種多様な風味が楽しめることがその特徴です。
「ピート」とは、野草や水生植物などが堆積し、年月をかけて炭化した泥炭(炭化のあまりすすんでいない石炭)です。ピートは、その煙で麦芽を乾燥させ、そのいぶした香りが麦芽につくことによって、ウイスキー特有のスモーキーな香りが生まれます。モルトウイスキーの香りを特徴づける重要な材料です。引用…Asahi様
主なウイスキーの種類(世界の5大ウイスキーについて)
主なウイスキーの種類にはスコッチウイスキー、アイリッシュウイスキー、ジャパニーズウイスキー、アメリカン・ウイスキー、カナディアン・ウイスキーなどがあります。
理由は、それぞれのウイスキーが特有の製造法や原料によって独自の特徴を持つからです。これらは世界の5大ウイスキーと言われ、違いがウイスキーの多様性を生んでいます。
ウイスキーには様々な種類があり、それぞれにユニークな特徴と魅力があります。
少し前ですが、台湾のウイスキー(KAVALAN)も有名になってきていますよね。
製造プロセスの簡単な説明
ウイスキーの製造プロセスは複雑で緻密な工程を経ており、これがウイスキーの品質と特徴を決定づけています。
理由は、原料の選定から発酵、蒸留、熟成に至るまでの各段階で厳密な管理が行われているからです。
例えば、蒸留工程では、蒸留器の形状や蒸留回数がフレーバーに大きく影響します。ウイスキーの製造プロセスはその品質を左右する重要な要素であり、各工程の細部にプロの技術と知識が反映されています。
ウイスキーの選び方
結論として、初心者におすすめのウイスキー選びは、価格帯と味のタイプを基準に行うのが効果的です。
理由は、初心者がウイスキーを選ぶ際には、予算内で最も自分の好みに合ったものを見つけることが大切だからです。具体例として、フルーティーで軽やかな味わいを好む方はアイリッシュウイスキーが、濃厚でピーティーな味を好む方はアイラモルトがおすすめです。
ちなみに富士のウイスキーはボトルの底が富士山を模していて、上品さが伝わって来る形状となっています。
価格帯別の選び方
価格帯に応じておすすめのウイスキーは異なりますが、各価格帯で優れた品質と価値を提供するウイスキーが存在します。ウイスキーには幅広い価格帯が存在し、それぞれの価格帯で独自の特徴と魅力を持った製品が提供されているからです。
具体例として、手頃な価格帯であればバランタインのファイネストやジェムソンが、中価格帯ではグレンフィディック12年や知多が、高価格帯ではマッカラン18年やハイランドパーク18年がそれぞれおすすめです。
当然ですが高級なものほど、美味しいものは多いですが、リーズナブルな価格帯でも美味しいものはたくさんあります。
1000円台のウイスキーまとめ
味のタイプ別の選び方
味の特徴に注目してウイスキーを選ぶことは、自分の好みに合った銘柄を見つけるための効果的な方法です。
ウイスキーの味わいは製造方法や熟成過程によって幅広いバリエーションが存在し、それぞれ独特の風味を楽しむことができるからです。
具体例として、フルーティーな味わいを求めるならグレンモーレンジ、スモーキーでコクのある味わいを好むならクセの強いラフロイグがおすすめです。結論を再確認しますが、味の特徴を重視してウイスキーを選ぶことで、個人の好みに最も合ったウイスキー体験を得ることができます。
初心者向けウイスキー選びのポイント
ウイスキーの種類と特徴
- シングルモルトウイスキー: 一つの蒸留所で生産された大麦麦芽のみを使用したウイスキー。独特の風味と複雑性が特徴。
- ブレンデッドウイスキー: 複数のシングルモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたもの。バランスが良く、飲みやすい。原酒を混ぜて互いの良い部分を引き出す形。
- グレーンウイスキー: トウモロコシや小麦などの穀物を使用して作られるウイスキー。軽やかで滑らかな口当たりが特徴。
初心者におすすめのウイスキーブランド
- ザ・グレンリベット 12年: フルーティで飲みやすく、初心者にもおすすめのシングルモルトスコッチウイスキー。
- ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年: バランスの良い味わいで、世界中で愛されているブレンデッドスコッチウイスキー。
- ジャックダニエル ブラック : ロックやストレート、炭酸で割っても甘味と香りを感じれるウイスキー
ウイスキーの楽しみ方
- ストレート: ウイスキー本来の味と香りを楽しむ飲み方。温度や水の添加によって変化する味わいを楽しめる。
- オンザロック: 氷を入れて飲む方法。冷たさが加わることで、味がまろやかになり、飲みやすくなる。
- ハイボール: ウイスキーに炭酸水(ソーダ)を加えて飲む。爽快感があり、食事との相性も良い。
- 水割り: 氷とウイスキーを入れたグラスにお好みの加減で加水して、楽しむ方式。ウイスキー1に対して水を2~3が推奨。
ウイスキー選びのFAQ
初心者が抱えがちな疑問への回答
初心者向けのウイスキー選び
初心者さんには、まずはフルーティーで飲みやすいアイリッシュウイスキーや、軽やかなスペイサイドのスコッチをおすすめします。例えば、ジェームスンやグレンフィディック12年などは、入門としてぴったりですよ。
ウイスキーの飲み方に関する回答
ウイスキーの基本的な飲み方には、ストレート、オンザロック、ハイボールなどがあります。初心者の方は、まずはハイボールから始めると飲みやすく、ウイスキーの風味も楽しめますよ。
ウイスキーと料理、食事のペアリングに関する回答
ウイスキーはチョコレートやナッツ、チーズとの相性が良いですね。特に、ハイボールは焼き鳥やピザと一緒に楽しむと、より一層美味しく感じられますよ。自分好みの組み合わせを見つけるのも楽しいですよ。サントリーさんはハイボール+唐揚げでハイカラなんて言って宣伝文句にしてますよね。
管理人が推奨する飲み方とおススメのウイスキー
飲み方については、最初はハイボールがおススメです。炭酸が苦手という方は水割りで飲んでみてください。
以下にハイボールと水割りの特徴と飲むべき場面についてまとめさせていただきます。
ハイボール:炭酸が入ることで、スッキリとするため、食事とのペアリングがしやすくなる。グイグイ飲めるので、飲みすぎには注意してください。基本的にピート(スモーキー感が強いもの)はハイボールにして飲むと、特徴が薄まったりして飲みにくかったりするものがあるんですが、一概に言えないため、まずは試してみることがいいかなと思います。
水割り:個人的な意見となってしまいますが、ロックで飲むことに場面は近い気がします。そのため、食事とのペアリングが少し難しい認識です。また、飲むウイスキーによっても、全然変わってきてしまうので、ウイスキー自体の選別もハイボールより難しいです。
管理人が推奨するハイボールにふさわしいと思うウイスキー
あくまでもハイボールで飲んだ時に個人的に美味いと感じたウイスキーを挙げさせていただきました。価格帯もリーズナブルな範囲のものを優先的に選定しております。ランキング形式は今回は取ってないので、それは別記事でさせてください。
基本的に山崎、白州、響みたいな、美味いけど供給が少ないみたいなウイスキーは避けたいと考えていて、なるべく入手しやすい手頃なものを優先的に選定する方向です。
参考記事...ハイボールにおススメのウイスキー
サントリー 角瓶
当ブログのトップページにも使わせていただいている、サントリーさんの人気がある定番となっている角瓶ですね。
ハイボールを意識して作られたウイスキーということで、常に家にストックしておきたい美味しさです。ちなみにトップページは白角と呼ばれる、限定で販売されるものでして、通常の角は甘く重厚感を感じるんですけど、白い方はスッキリとしていてクリアなイメージがありますね。
マイルドで非常に飲みやすいウイスキーで、レモンの皮で香り付けした薄はりグラスで飲む角ハイボールは最高です。
サントリー 知多
同社の知多もおススメですが、少し価格帯があがっていて、お手頃といいにくいかもしれません・・・。
しかし、公式が風薫るハイボールと謳っていることもあり、爽快感が心地よく、食事にも合うため、私は大好きなウイスキーの一つです。ただ、人によってはこの独特さが美味しくないと感じる方もいるため、一定数の合わない人は見てきました。
ジャックダニエル ブラック
アメリカのテネシー州で作られたウイスキーで、主にトウモロコシが原料となっています。
そのため甘いテイストで非常に飲みやすいです。ハイボールで飲むのが個人的に推奨ですが、コークで割ったり、ロックで飲む方も多いはず。
個人的にはアメリカンウイスキーはバニラ感が強いものが多い気がします。
バスカー アイリッシュウイスキー
このウイスキーも定期的にハイボールで飲みたくなる美味さで、味的にはフルーティーな感じでグイグイ飲めると思います。(僕はあんまり思ったことが無いのですが、トロピカルな感じという意見が多い)
青と緑を酒屋さんでみますが、そもそも青がお酒屋さんであんまり見ないのと、個人的には緑の方が好きですね。(全四種かな?)
青がシングルモルトウイスキー、緑がブレンデッドウイスキーなので、ストレートやロックなら青、ハイボールなら緑が良いと思います!
グレンフィディック 12年
このウイスキーは本当に美味いです。特にハイボールで飲む時に、柑橘系のさわやかな香りとスッキリとした味わいで何杯でも飲めそうな感じがしてしまいます。
しかし、悲しいことに昔は3000円台だったのが、今では5000円前後になってしまいました・・・。正直リーズナブルな価格と言いにくいですが、味に関しては、管理人が何度もリピートするぐらいには好きです。(今も家に一本確保してます。)
ハイボール向けのウイスキーまとめ
以上がハイボールを飲む場合として、管理人が良く飲んでいるウイスキーを挙げさせていただきました。
ハイボールは少し飲みすぎてしまう特性があるため、なるべく安価なものを私は選んでおります。ハイボールだと、飲みすぎちゃうからコスパが悪いと言うのを良く聞きます。
実際、その通りと思っていて、なるべくハイボールで飲むのにふさわしく、自分に合ったリーズナブルなものを見つけるのが一番いいと思っています。
ちなみに紹介したいウイスキーはこの限りではないので、ハイボールはハイボールで別記事でご紹介予定です。ざっくりとしたご紹介が出来ればと思い、上記を記載させていただいております。
管理人が推奨する水割り、ロック、ストレート(全般)にふさわしいと思うウイスキー
仕方のないことですが、どうしてもロックやストレートで飲む時における、美味しいウイスキーは価格帯が少し上がってしまいます。まずは上記で挙げたハイボールで飲みやすくリーズナブルな価格帯を試してみてから、こちらを考えてみてください。
シングルモルト 余市
いきなり高いウイスキーで申し訳ないです、しかし最初飲んだ時、甘さとピートの心地よい余韻に、魅了されてしまいました。ちなみにハイボールでの飲み方は、個人的には美味しくなかったです。あくまでも、ロックやストレート、濃いめの水割り等で飲んでみてください。
ボウモア 12年
アイラモルトなので、癖が強いウイスキージャンルにはなるのですが、ボウモアは比較的他のアイラモルトと比べて癖が無く、甘くておいしい印象です。潮の香りがかすかに感じれて、何度かリピートしております。ちなみにアイラモルトでは無いですが、タリスカーは潮の香りをもっと強くした感じで、ボウモアに似ていた記憶があります。
キリン シングルグレーンウイスキー 富士
パッケージが紛らわしいので、3種類あるのを認識しておいてください。基本的に全部美味しいと思いますけど、初心者の方はグレーンウイスキーかブレンデッドがおススメです。
理由としては、グレーンウイスキーのタイプが甘いテイストと香りが強く、慣れていない方でも抵抗が少ないのではないかと思っています。
ロック、ストレート(全般)にふさわしいと思うウイスキーまとめ
こちらに関しても、挙げるとキリが無いので、特性ごとに切り分けて個別記事を書いて対応させてください。今挙げた3本は私が直近で飲んだり、好印象だったものとなります。
もしかしたら、ジャパニーズウイスキーがメインになってしまうかもしれません。
というのも私が個人的にジャパニーズウイスキーが好きで、良く買ってしまうという傾向があります、申し訳ございません。日本人ゆえに日本のものを好んだりしていまして、なるべく私情は抑えた記事にしたいと思いますので、よろしくお願いします。
まとめ
ウイスキーはその製造プロセス、多様な種類、味の特徴、そして楽しみ方において、初心者から上級者まで幅広い層に魅力を提供する深い歴史と文化を持つ飲料です。
理由は、ウイスキーが持つ複雑で豊かなフレーバー、それを生み出す緻密な製造方法、そしてそれを楽しむための多彩な方法が存在するからです。
初心者におすすめのウイスキーブランドやメーカー、飲み方を理解し選択することで、ウイスキーの奥深い世界を存分に楽しむことが可能です。中には度数が50度以上のものがあるので、適切なアルコール度数を把握することも大事です。
適切な知識と選択により、ウイスキーはただのアルコール飲料ではなく、味わい深い体験と文化を享受する手段となり得ます。これらのガイドラインを通じて、初心者はウイスキーという豊かな世界への一歩を踏み出すことができるでしょう。
基本的に、私が実店舗でウイスキーを購入する時は、ある程度リサーチした後に買いに行くことが多いです。候補を挙げておいて、実際に購入する形ですね。もしご購入される店舗さんがウイスキーの専門であれば、お店の方のアドバイスを受けるのも参考になりますね。
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