ウイスキーはカロリーが高いため太る?太りにくい?疑問を解決

ビールで太っている様子

蒸留酒は太らないと言われています。しかし、ウイスキーやその他の蒸留酒は以外とカロリーが高いのをご存知でしょうか?

どんなものでも飲みすぎや食べすぎは良くないですが、意外とカロリーが高いウイスキーの存在をないがしろにしてはいけません。

健康被害を引き起こさないためにも、本記事を参考にしていただければ幸いです。

目次

なぜウイスキーは太らないと言われるのか?

もみじとショットに注がれたウイスキー
もみじとショットに注がれたウイスキー

蒸留酒はその性質上、糖質が0、プリン体がほとんど含まれないお酒です。

そのため、一般的に痛風等になりにくいと言われてます。

確かにそれは事実であり、管理人としても健康被害が少なく、適量を嗜むことで、むしろ健康促進効果があると思っています。

しかし、含有するカロリーの性質を理解していないと、気づかないところに落とし穴がいくつも存在していて、気づかないうちに、ハマってしまいます。

上記でも述べましたが、適量を嗜むことで、健康促進の効果があるのは間違いないと思いますので、本記事での注意点を留意し、楽しいウイスキーライフを送りましょう。

ウイスキーと他のアルコール飲料の比較表

※100ml当たり

スクロールできます
酒の種類カロリー(kcal)糖質(g)プリン体(mg)一日の適量(ml)
ウイスキー23400.160
ビール393.1約5.5500
黒ビール(スタウトビール)45(62)3.6(4.9)約8.0(約13.5)500
発泡酒443.6約3.5500
赤ワイン681.50.4200
白ワイン752.00.4200
ロゼワイン714.00.4200
ウォッカ23700.160
テキーラ26400.260
ラム2370.10.160
ジン2800.10.160
ブランデー23400.160
焼酎(甲類)※120300.1100
焼酎(乙類)※114400.1100
泡盛20600100
紹興酒1265.111.6150
日本酒1023.61.2180
梅酒15520.70.2180
ウイスキーと他のお酒比較表

※1 甲類は連続式蒸留(グレーンウイスキーの作り方) 乙類は単式蒸留(モルトウイスキーの作り方)となります。甲類はスッキリとした味わいとなり、酎ハイベースがおススメで、乙類は香りが高く水割りやストレートで飲むのに適している焼酎です。以下は私のお気に入りの2本です。

宝甲類焼酎 レモンサワー用
宝甲類焼酎 レモンサワー用
乙類焼酎 黒霧島
乙類焼酎 黒霧島

参考文献…食品成分データベース

注意が必要なポイントはでハイライトしております。また適量に関しても、人の体格や男性、女性で適量が変わりますので、あくまでも目安です。厚生労働省が適量と定めているのは、純アルコールは男性が40g、女性が20gとのことです。上記表の適量は純アルコール20gを目安にしています。参考値というのを念頭においてくださいね。メーカーさんごとで、プリン体の値等は変動してしまいます。そのため、固定値では無いというのを覚えておいてください。

この表から得られるポイントとしては、梅酒の飲みすぎやカクテルだとジントニック等はあまり体に良くないかもしれませんね。なんにせよ飲みすぎることが一番ダメなので、節度を持って楽しみましょう。

ウイスキーのカロリーと太ることへの関係性

肥満を気にしている人
肥満を気にしている人

結論から申し上げますと、カロリーは高い分、糖質やプリン体が少ないため、健康被害が少ないと言われてます。

なんにせよ飲みすぎは当然良くないことですが、上記早見表を見る限り分かることは以下ポイント。

  • 基本的に蒸留酒はカロリーが高めで、プリン体がほぼ無い。
  • 多少だが蒸留酒の中でもウイスキーはカロリーが低め。
  • 1日の適量はダブル(60ml)と多くは無い。

また後述させていただくのですが、カロリーが高いためエンプティカロリーという観点も大事になってきます。

そのため、一緒に食べるおつまみをどうにかするかというのが一番重要なポイントになると思います。

ウイスキーは体に良いと言われるポイント

健康に気を使った様々な野菜やフルーツ
様々な野菜やフルーツ

ポリフェノールが含まれている

赤ワインにはポリフェノールが含まれているという話しはみなさんご存知かと思います。

その赤ワインよりもウイスキーの方がポリフェノール含有量は多いと言われています。

ウイスキーには『樽ポリフェノール』が含まれていて、主な成分は「エラグ酸」や「リオニレシノール」があり、美白効果があると言われていて、女性にも嬉しいポイントです。

エラグ酸は糖尿予防だったり、内臓脂肪の低下や老化防止につながると言われています。

赤ワインは適正量飲む分にはポリフェノールが含まれているから、体に良いと聞いている方も多いと思います。

そのため、ウイスキーにポリフェノールが含まれていた事実を知り、驚いてる人も少なくないはずです。

もしウイスキーに抵抗が無い方で、ポリフェノールが目的だった方は、この機会にウイスキーを嗜んでみてはいかがでしょうか?

私は夕食後5時間くらい経ってから就寝することが多いのですが、その間はストレートのウイスキーをチビチビと飲むのが好きです。基本おつまみは用意しないで、ウイスキーだけで本を読んだり、動画を見たり、作業をしたりと多岐にわたります。

糖質が0、プリン体はほぼ0

私の体験談になるのですが、一時期ダイエットをしていたのですが、効果を実感できたのは、カロリー制限よりも糖質制限でした。

しかし、糖質を制限すると体調に響くことが多いため、やりすぎは注意ですが、しっかりと減量できた記憶があります。

糖質は血糖値の上昇を促進して、糖尿病や心筋梗塞や脳梗塞、動脈硬化等を引き起こす可能性が考えられる。

プリン体は高尿酸血症を引き起こして、結果として痛風等になってしまいます。腎結石、尿路結石の原因となってしまったり、複数の病気を合併する可能性が高いです。

ご存知かと思いますが、プリン体は魚介類に多く含まれるケースが多いため、食べ合わせが悪い組み合わせがあると思います。(例 :うにとビール等) なるべくプリン体の過剰摂取になってしまう組み合わせは避けた方が無難です。

香りのリラクゼーション効果

リラックス効果をもたらす飲み物
リラックス効果をもたらす飲み物

ウイスキーの香りにはストレス緩和作用があると言われています。

しかし、飲み方によっては匂いを感じやすい飲み方とそうでない飲み方があるため、リラクゼーション効果を感じたい方は、効果的な飲み方を実践すべきです。

具体的には、オンザロック等の飲み方で、ウイスキーを冷やすと香りが抑えられてしまうと言われています。そのため、ストレートや、常温での水割り(トワイスアップ)、お湯割りなんかが最適ではないでしょうか?

加水すると香りが開く、冷やすと香りが抑えられて、飲みやすくなる。これらは覚えておくと、自分好みのウイスキーを見つける時に、大事な指標になるでしょう。

ウイスキーの一日の摂取量と、身体に良い飲み方について

ウイスキーで太らない様にするには?

グッドサインを送る男性
グッドサインを送る男性

おつまみに気を配る(糖質やカロリーを把握)

基本的に低脂質でカロリーが低いものを選ぶことが一番大事です。

代表的なのは冷ややっこ枝豆等が挙げられます。ローストビーフやお刺身なんかも、糖質が低いため、おススメです。

逆に言えば、唐揚げなどの揚げ物関係は食べ合わせとして、最悪となりますね。(でもハイボールと唐揚げの組み合わせは最高に相性良くて美味いんですよね・・・。)

エンプティカロリーについて

エンプティカロリーとは文字通りエンプティ(空っぽ)のことです。

これはカロリーが実質的には無いといった話しではなくて、栄養素が空っぽという意味らしいです。

そのため、体内で排出されやすいため、エンプティカロリーは太りにくいと言われることがあるらしいのですが、実際はアルコールと一緒に摂取したおつまみなどのカロリー排出が後回しにされるため、結果として体に蓄積してしまうとのことです。

これが理由で、ウイスキーのおつまみは低脂質で低カロリーなものが推奨されるということです。

なるべくハイボールで飲む

ハイボールは炭酸でお腹にもたまりやすく、ある程度の量にもなるので、ゆっくり飲むことで、普段のウイスキー摂取量を抑えれることでしょう。

とはいえ、例えばストレートやロックで飲む時のスピードと同じ速度で、量も同じだとすれば、この施策はなんの意味も成さないことになります。

しかし、高濃度のアルコールを胃に直接入れるより、度数を下げてあげることで、胃へのダメージも低下させることが出来ますので、管理人的にはハイボールをゆっくりと嗜むのを推奨しています。

好みのウイスキーでハイボールをもっと楽しもう!初心者目線のおススメ

あくまでも飲みすぎない事、適量を守る

体重などにより、適切な摂取量は変動してくるのですが、ウイスキーですと基本的に男性はダブル(60ml)、女性はシングル(30ml)を目安にして嗜むのが良いと思います。

ストレートやロックで、30mlって言うと一口ぐらいしかないのですが、ハイボールであれば、150ml(ウイスキー30ml + ソーダ 120ml)で、満足度が高くなるはずです。

食後にロックやストレートでチビチビと嗜むのも、乙な物です。個人的にはおつまみが太る原因と把握しているので、ロックやストレートで食後に飲んだりするときも少なくありません。

それにロックやストレートで飲む時のおつまみってナッツ系やドライフルーツが管理人は多いのですが、そもそも相性の良いおつまみがあまり見つからないので、ウイスキー単品で嗜めると思っています。

何かをするときにウイスキーをゆっくりと嗜むのは最高だと思います。例えば管理人はこういった記事を書いたり、料理をする時や、靴を磨く時等々…作業をする際のお供にウイスキーは最高の連れです。

ハイボールとヘルシーなおつまみが最強?

結局何がいいの?と疑問に思った方も多いとおもいますので、管理人の一押し組み合わせをご紹介して、〆とさせていただきます。

焼き鳥

ネギまと砂肝のやきとり
ネギまと砂肝のやきとり

焼き鳥はハイボールのお供に最適解といっても過言ではないです。

タレや塩があると思うのですが、絶対に塩で食べてください。タレが糖質やカロリーを増加する元になってしまうので、体に気を使いたいという方は塩を推奨します。

レバー・砂肝・軟骨、この辺りは低カロリーの代表となります。管理人はネギまが好きなので、基本焼き鳥といえば、ネギまを食べています。

あと鳥は油に含まれるカロリーが高いので、鳥皮やぼんじり等の部位を避けるというのも、一つのポイントになるかと思います。

魚のお刺身

豪華なお刺身
豪華なお刺身

基本的にカロリーが低く、ハイボールとの相性も悪くないと思います。(個人的には率先して組み合わせることはしませんが・・・)

どうしても、お刺身ですと、日本酒か白ワインを合わせたくなってしまいますね。管理人はマグロとサーモンのお刺身が好物です。そのため、スーパーによるとついついサクで購入してしまいます。

カロリーだけでみるとタコのお刺身が満腹中枢も刺激されて、カロリーも一番低いのでおススメですが、お好きなものを食べてください。

素焼きナッツ(塩分不使用のもの)

素焼きミックスナッツ
素焼きミックスナッツ

ナッツはウイスキーに合わせるおつまみ代表を担っています。

他のおつまみと違うところとしては、ハイボールのおつまみに限らないところが素晴らしいです。ストレートやロックでゆっくりと流れる時間のお供にナッツがあれば最高の時間を演出させてくれるはずです。

しかし、ナッツ系はカロリー自体はそこそこ高いので、素焼きで塩分が不使用なものをあまり食べすぎずといった点を心がけてみてください。

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